目次
●アライグマの特徴 ●アライグマと間違えやすい動物たち ●アライグマによる被害 ●アライグマを見つけたら ●アライグマを捕獲するには
アライグマ Procyon lotor
北米原産の食肉目アライグマ科に属する中型の哺乳類で、年1回、4月~5月に平均4頭の子どもを出産します。活動は夜間が多いですが、人慣れすると昼間でも普通に行動します。
※尾のシマ模様は、特に分かりやすい特徴です! 

<注意!>
◆木や柱を登るのが上手い。
◆水辺をエサ場として利用する。
◆人家や社寺などの屋根裏や資材置き場、木のうろなどを巣にし、休憩や子育てをする。
◆屋根裏で多量の溜め糞や尿をする。
◆社寺の屋根裏に侵入して文化財などの建造物を破壊する例が多数。
※アライグマは危険な病原体を持っているため、近寄ったり素手で捕まえようとすると危険です。
※アライグマを見かけたらすぐに該当の自治体・担当課にご相談ください。
!農業への被害
スイカに歯と爪で穴をあけ、手を入れて中身を取り出す。スイカには丸い穴が残るところ が特徴。
イチゴのマルチには足跡が残っている。
!家畜への被害
養鶏場の鶏を襲うアライグマ。他にも、乳牛の乳頭を噛みちぎる等の事例も報告されている。
!生態系への被害
カエルやサンショウウオ、カメやサワガニ、オオタカなど鳥類の巣を襲って、在来種を食べてしま う。
!人の身体への被害
※特有のウイルスを持ち、最悪の場合、人を死にいたらしめるなど健康被害も発生している。
※人獣共通感染症を媒介する可能性がある。
!その他の被害
神社の檜皮葺の屋根にいるアライグマと屋根の穴
檜皮葺の屋根の穴から顔を出すアライグマ
一休和尚の絵に穴(絵: 大徳寺真珠庵蔵)
【アライグマを見つけたら】
該当する内容が一つでもあれば、アライグマが来ていたり、住み込んでいる可能性が高いのでご 注意ください。 アライグマを目撃したり、 天井裏で大きな足音が聞こえたら、 市町村担当課へご 連絡ください。 なるべく早く対策を取りましょう。
身近まで来ている可能性があります!!
■建物のまわりや側溝、 池、川などに5本指の足跡が ある。
■庭にある果樹が荒らされた。
■池の金魚、鯉、 亀、 軒下のツバメの雛がいなくなっ た、食べられた。
■毎年、姿を見せていたアオガエルやサワガニが極端 に減った。
畑を荒らしているのはアライグマかも!!
■スイカに丸い穴が開いて、 中身が空になっていた。
■トウモロコシが根元から倒され食べられた。
■ジャガイモ、 イチゴ等に今までなかったような農作 物被害がある。
■田、畑、 ビニールハウス等に5本指の足跡がある。
家や空き家、 社寺に住み込んでいるかも!!
■柱に5本の爪痕があり、 上部に向けて登っている。
■柱や戸袋、 雨樋に5本指の泥のついた足跡があり、 上部に向けて登っている。
■軒下の壁の一部が破壊されている。
■天井板がずれていた。
■天井にシミができた。
■天井から雨漏りのように水滴が滴ってくる。
■天井裏でこれまで聞いたことのないような大きな 足音がする。
■天井裏からクルクルという、 甲高い鳥のような声 が聞こえる。
■天井裏に犬のフンのようなものが大量にある。
許可・規制
アライグマは、下記法規制の対象で輸入、販売、移動、飼育が規制されています。
また、許可なく捕獲することも禁止されています。
・外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 2005年施行)
・鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 2002年施行)
1.痕跡の確認(上記「アライグマを見つけたら」参照)
ワナを掛けたいエリアにアライグマの痕跡(食害、 足跡、侵入等)が無いかを確認しましょう。
2.ワナの準備
外来生物法又は鳥獣保護管理法に基づく捕獲に係る所定の手続き(所轄自治体の担当課)を行ったうえで、その旨明示した看板を掲示してください。
3.ワナの設置
ワナの前は障害になるような雑草や枝等は取り除い て綺麗にしましょう。また、ワナが転落したりしないように杭で固定しましょう。
<捕獲時の注意点>
※ワナの設置には、必ず土地所有者の許可を得る。
※長袖、長ズボン、革手袋、長靴等を着用し、安全に十分気をつけること。
※アライグマ以外の動物が捕獲されていた場合には、速やかに放逐すること。(日本固有の在来種は捕獲できません)
※殺処分は、捕獲に係る所定の手続きにおいて定めた方法に従い実行する。(所轄自治体の担当課へご相談下さい)
お問合わせ/ご相談
NPO法人くまもと未来ネット
TEL:090-7453-2864 FAX:096-200-6395
MAIL: (担当:歌岡)





