2/18:熊本市中心部の給水スポットを再確認

「給水スポット」を増やす活動は、マイボトルを持ち歩き、ペットボトルなどの使い捨て飲料容器の使用を減らし、水道水の飲用、「水の域産域消」を推進することにより、環境負荷の低減と地域の水資源保全、人にやさしく潤いのあるまちづくりを促進する活動です。また、気候変動で猛暑が定着する中、命を守る防災の意味も出てきました。
水Do!ネットワーク(Refill Japan事務局)(https://www.refill-japan.org/
くまもと未来ネットは地域団体(Refill 熊本)(https://www.refill-japan.org/team/refill-kumamoto/)として参加しています。

今期も、大学生インターンを進めているNPO法人ドットジェイピー(https://www.dot-jp.or.jp/)より、本事業へ学生2名の参加があり、熊本市中心部における既登録の給水スポットの再調査(熊本地震後の復旧状況、新規の調査も含む)を行いました。

◆熊本市北部の八景水谷公園「水の科学館」へ集合

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 ここは北東側が丘の様になっている大地の切れ目で湧水が豊かに湧いている場所です。水の科学館の建屋の向こう側には、施設跡があり「熊本市上水道発祥之地」の記念碑が置かれています。熊本市上下水道局のホームページによれば、「熊本市の上水道整備の歴史は、明治42年(1909)の上水道建設計画案に始まります。その後、多くの関係者の御努力により大正13年(1924)11月27日、八景水谷を水源地、立田山を配水池として4,617戸へ一日平均3,141立法メートルの配水を開始しました」とあります。熊本市の中心部の「水道町」はその由来との事です。
https://www.kumamoto-waterworks.jp/waterworks_article/1457/

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「水の科学館」は、熊本市の地下水や水道(下水道)がどの様に成り立っているのかを学習できる施設です。先ずは今期のインターン生へ、奇跡的な熊本市の地下水について大住理事よりレクチャーが行われました。

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現在、熊本市は「無印良品」とコラボして給水スポットを広げるプロジェクト(KUMAMOTO CITY・MUJI MIZU PROJECT)を進めています。この水の科学館にもプロジェクトによる給水機が設置されているので、その様子を確認しました。(https://www.kumamoto-waterworks.jp/waterworks_article/26834/

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 ◆熊本市役所とその周辺の給水スポットを確認する

 熊本市役所とその周辺にはいくつかの給水スポットがあり、現在の状況を確認して回ります。先ずは建屋の外(熊本城側交差点)にある「城見の水」を確認。通りがけにちょっとの利用は出来そうです。(屋根があるとちょっとした雨や日陰にもなりそうな気がしました)続いて市役所内の一階にある給水機を確認しました。こちらは正面玄関から入った右端に設置されており、ボトルへの冷水の供給が可能です。(公共施設内は休館日に利用できないのが残念です)

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熊本市役所から歩いて下通の商業施設COCOSAへ向かいます。ここの4階には無印良品の店舗があり、給水機が設置されているはずです。すぐには見当たらなかったので店員さんに尋ね、設置場所へご案内いただきました。商店らしくボトルの販売も行われていましたが、近くにはプラスチック容器回収のBOXが設置されており、Refill(プラスチック容器削減)の活動を推進している事が分かります。(ここはまだ未登録なのでMAPへの登録を進めます)

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 店舗を出て花畑公園へ向かいます。ここは再開発されたサクラマチクマモトの電車通り沿い中央にある管理棟で、時間制限はありますが年中無休だそうです。事務所の中に給水機が設置されていました。

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サクラマチクマモトの広場を通り熊本城へ。熊本の豊かな地下水を育む構造を造った武将「加藤清正」の像を右手に過ぎて、「城彩苑」に向かいます。この城彩苑の「総合観光案内所」に給水機が設置されています。インバウンドで多くの観光客でにぎわっていました。熊本市民だけではなく、熊本へ訪れる方々へも給水スポットの情報が提供されると良いと感じます。(観光地ですので、小さな紙コップが置かれていると喜ばれると思いました)

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熊本市民会館の道向かいには、外国人の方々との文化交流を進める「熊本市国際交流会館」があります。残念ながらこの日は休館となっていましたので、別な日に確認した状況を追記します。ここ2階のロビーの一角に「くまもとのおいしい水」と表示されたコーナーがあり、そこが給水スポットです。国際交流施設らしく、多言語の案内が添えられていました。

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◆城下町に点在する給水スポットを巡り状況を確認する

 先ずは、手まり歌「あんたがたどこさ」に登場する熊本の有名な伝承地、熊本市電の洗馬橋電停へ。ここ「せんばの水」は水道水で、電停の登りと下り両方のプラットフォームに設置されています。(残念ながら、片側は水が出ない状態でした)

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 次に向かうのは坪井川に架かる「明八橋」(明治8年の歴史的建造物)沿いに湧水が出ている場所で、「城下町の水」と呼ばれています。湧水とは別に水道水の水飲み場が設置されています。(吊り下げられた「蛇口ひねればミネラルウォーター」プレートや「熊本水遺産」の案内板が劣化していたのは残念でした)

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少し歩いて、通称・電車通り沿いで呉服町電停近くの、「出田会呉服町診療所」の給水スポットへ。ここは眼科の医院で敷地内には緑地スペースを大きく確保されていてその一角にお洒落な水栓が設置されていました。バスや電車を待つ人のための日よけも設置されており、配慮が感じられました。(残念ながら、熊本市と共同の説明プレートの劣化が進んでいました)

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次に歩いて向かったのは、同じく電車通り沿いで細工町にある祇園橋電停近くの「祇園さんの水」です。小さな公園の様に整備され、歩いて観光する方のための案内プレートが立てられています。その一角に蛇口が設けられていました。(「蛇口ひねればミネラルウォーター」プレートが吊り下げられています)

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少し離れた熊本駅の新幹線口に向かいます。ここに設置された給水スポットは「阿蘇恵みの水」という名が付けられています。新幹線らしく?近代的にステンレス等で水飲み場が整備されていました。ここには屋根があり、雨天時の利用や夏場の暑さにも対応できそうでした。

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今活動の最期の給水スポットは、電車では健軍町方面への途中の「熊本市総合体育館」です。体育館では様々なスポーツが行われており、屋内にきちんと整備された給水スポット(2カ所)があるのは良いと思います。またここには、車いすにも対応したボタンがあるウォーターサーバーが設置されている事も素晴らしいと感じました。

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最期に、熊本市総合体育館からすぐの上江津湖の湧水群を歩いて活動を終えました。
今回の給水スポットについては以下のRefill熊本のWebSite内のMAPで確認することが出来ます。
https://www.refill-japan.org/team/refill-kumamoto/

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